いいわけが失敗を招く?

1分でわかる心理
この記事は約3分で読めます。

明日は大事な試験があるのに、ついゲームをやりすぎてしまったり、

勉強をしようとしたら部屋の片づけをはじめてしまった。なんていう経験はありませんか?

このような行為を心理学では『セルフ・ハンディキャッピング(自我防衛機制)』といいます。

人は誰でも持っている心理で、わざと自分にとって不利な状況を作り出し、

たとえ失敗しても傷つかないように無意識のうちに予防線を張ってしまう自己防衛システムが備わっているのです。

2つのセルフ・ハンディキャッピング

セルフ・ハンディキャッピングは失敗の原因は外部に、成功の原因は内部にあると考える傾向があります。

セルフハンディキャッピングには大きく2つのパターンに分けられます。

  • 獲得的セルフ・ハンディキャッピング
  • 主張的セルフ・ハンディキャッピング

獲得的セルフ・ハンディキャッピング

試験の前日にゲームをしてしまったり、部屋の掃除をしてしまうというのがこちらにあたります。

この行為の裏には自分に自信がなく、失敗したときのいいわけにしたいという自己防衛があります。

主張的セルフ・ハンディキャッピング

試験前に「ぜんぜん勉強してないんだ~」とか「今日は風邪気味で調子が悪くて」

などと周囲に予防的な発言をすることをいいます。

この発言の裏には失敗したときに周りからの評価を下げないようにすることと、

成功したときには周りからの評価を高めることをねらった自己防衛のことをいいます。

セルフ・ハンディキャッピングによるこわ~い事実

セルフ・ハンディキャッピングは相手に対してうそをついたり、

自分に思いこませようとしたりしているわけではなく、自分では意識せずにそのような行動をとっています。

失敗することで、周りからの評価が下がることを不安がりおそれることそのものが

失敗しやすい行動を起こさせてしまう原因となってしまうというのです。

過度のセルフ・ハンディキャッピングは学業や仕事のさまたげになってしまいます。

そして本当に試験に失敗してしまったり、仕事がうまくいかなかったりという結果を招いてしまうのです。

さらにセルフ・ハンディキャッピングを続けていると、失敗しても自己評価が下がらなくなるため、

向上心やチャレンジ精神が低くなってしまうといいます。

このような負のスパイラルにおちいらないようにするには、現実の自分に向き合い

自分の行動がセルフ・ハンディキャッピングによるものなのか、そうでないのかを注意することが大切です。

テスト前日なのに部屋の片づけしちゃった。

勉強しなかったの?

結果はどうだった?

0点だったよ・・・

でも汚部屋が片付いてよかったじゃない。

試験のたびに部屋がきれいになってくね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました